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うみのあお

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まったり、だらだら、てくてく。そんなふうにゆっくり歩いていたいのです。

いろいろな見方

昨日寝たのは(というか今日だけど)、
夜が明け始めたころだった。

さすがに限界にきている。
水曜日までに提出のレポートを書かなければならない。
資料はもう読んであるのだが…

昨日は一日中勉強していた訳じゃない。
夜まではでかけていたんだ。

そう、公開初日の「劔岳 点の記」をみるためである。

ここのところよく映画をみているから、
簡潔に感想のようなものを書いてみようかと思う。
あくまで個人的なメモのようなもので、
参考にはならないと思う、
ということを初めにお断りしおきたい。





スラムドッグ$ミリオネア

友人が見て、インドにいった時のことを思い出した、
とこの間話していた。
私はまだインドにはいっていないし、
もう「ムンバイ」という地名はなくなってしまったけれど…
そういうことを、スラムの人々の生活を伝えようとしているということを強く感じた。

単に純愛が素晴らしいとか、
最後の最後でお兄ちゃんがせめてもの償いをしたとか、
ラティカがとにかく可愛いとか笑、
ストーリーについてはそれぞれ考えることがあるから、
私の文句をつけようとは特に思わない。
(本当はいろいろ感じた所はあったけど)

イギリス人監督があの地に赴いて、
現地の俳優やスタッフと一緒に、
スラムの現実を再現したこと自体がすごいと思う。

蛇足だけど、
いろんな人が「クイズ・ミリオネア」の司会者が、
「みものんたにしか見えなかった。」
って。
日本人だなぁ。

あと最後いきなり始まったダンスシーンにびっくりしたって。
あれは私も驚いた(笑)



MILK

私は正確な史実を知らないから、
彼の生涯が忠実に再現されているかどうかはわからない。
でもアメリカで、
肌の色が黒い方やゲイの方が差別されている時代に、
一人の男性が声を上げたということを発信するのはとても大切なことだと思う。

当時の映像を流したりミルク氏の肉声が聞けたり、
そういった工夫も素晴らしいかもしれない。

脇を飾る俳優陣の演技が私は良かったと思う。
役どころとしては、皆難しいものばかりだ。
映画でも、ドラマでも、舞台でも、脇を固める俳優がしっかりしていなければ、
すべてが台無しになるのではないであろうか。

彼の人生は、幸か不幸かそれを決めるのは彼自身である。
暗殺されてしまった彼にそれを聞くことはできない。
けれども確かに彼の存在自体が、
何かを作り上げたことは間違いないであろう。



最後に現在でもミルクの仲間たちが活躍していることを紹介した。
それは、とても素晴らしいと思う。
一人の男が立ち上がったことによって、
そしてその結果仲間たちが、
この世の中で生きにくい人々の力になっている。
いいんじゃない?笑


もう少し時代背景を追うともっと良い映画になったのではないかと思うと、
非常に残念だが。



グラントリノ


完全に私はクリント・イーストウッドに会いに劇場にいった笑
でもそんなミーハーな気持ちでもいって良かった。
得るものがあまりに多かったから。

朝鮮戦争で追った心の傷と共に生きる、
偏屈な老人。
彼が蔑視するのにも関わらず、彼の近所にはアジア系の人々ばかりが暮らしている。
道を間違ってしまっていることに気が付かない、非行に走る少年たち。

時代背景を受けてこの映画は成立している。

色んな評論で言われていたが、
本当にこの映画は「美しい」。

無駄がない。


もしかしたらアメリカでは似たような問題が、
当時起きていたのかもしれない。


クリント・イーストウッドはこの映画で俳優を引退する。
監督は続けるとのこと。
というか次回作決まってるらしいしね笑


この映画は見ても何が良いのかわからないという人もいるだろう。

ただ私にはよかったのだ。
それで充分。


剱岳 点の記


ただ一言、
香川照之のためにあるような映画だ
、と思う。

主役はもちろん浅野忠信だし。
彼も全く悪くなかった。
ただ香川照之があまりにも良すぎた。

私は昔から俳優さんとして、
幅のあるすごい人だなぁとは思っていた。
大河ドラマ「利家とまつ」のときは、
下品だけではない豊臣秀吉は他にはまずないと思った
(笹野高史さんごめんなさい)。

Mr.Brainでもなかなかいい味を出している。
苦労して彼を育て、
東京大学にまで入学したのに、
「卒業したら役者になりたい。」
と言われた時母親の浜木綿子(女優・元夫は市川猿之助)は心底気落ちしたらしいが笑

映画館に入ったとき、年齢層が極めて高いと。
そりゃそうだ、って思った(笑)


あと修験者役の夏八木勲も良かった。
私近い将来絶対、お遍路さんやるから!(笑)

松田龍平のセリフの一つの声が、
弟に酷似していた。
全くそういう風に思ったことがなかったから、
個性も全く違う俳優として認識していたから、
本当に驚いた。

三角点をたてるって、
正確な地図を完成させるって、
どれほど大変なものだったのか。

当然伊能忠敬は有名だし、
その功績は私が個人的に評価すべきものではないが、
今日に至るまで人々がいかなる努力をしてきたか。
勉強になった、という陳腐な言葉しか思い浮かばない自分の語彙のなさが悲しい笑

撮影の苦労話は公開前にいろいろ聞いた。
木村大作のこだわりも。



他にもいっぱい見たんだけど、このぐらいにしておく。
個人的には、
グラン・トリノ
がTOP!!




教職の授業で(私は資格取り魔である)、
先生が最近の映画の話をしていて、
「スラムドック$ミリオネア」「MILK」「おっぱいバレー」
のパンフレットが配られた。
笑っちゃった。

この先生は聴覚教材など教材を有効に使うかを説いている。

映画ではどんな先生も良く教材として使うが、
「モダンタイムス」「独裁者」
の短縮編を見て、どのように活用するかを教わった。

特に「独裁者」に関しては社会科という大きなくくりの中で、
世界史、日本史、現代社会、倫理…
あらゆる教科に活かせる映画だと思う。
それでいて映画自体が素晴らしく思う。

ヒトラーとチャップリンが1889年4月生まれで、
最後の六分間の演説シーンはナチス・ドイツがフランス侵攻を始めたまさにその日で、
といった風に偶然が重なり過ぎている。

この授業を受けるようになって映画などの見方が変わった。

多角的に映画を見る」楽しさを知った。

最後になるが、映画のURLがのってなくてごめんなさい!
これだけでもいっぱいいっぱいで、、、



今日は父の日。
家族で久しぶりに食事。
もしバラを飾ったとしてもうちの父親はその意味がわからないだろうな笑
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by rockinks | 2009-06-21 15:38 | movie